令和4年度 業務改善助成金(通常コース)(厚労省)【内容拡充】(お勧め) 

・内容:(ソフト系・ハード系)生産性向上のための設備投資(機械設備、POSシステム等の導入)に使用できる助成金
・対象:事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内+事業場規模100人以下
・お勧め度:全業種〇
※事業場規模が30人未満の事業者について、助成金の上限額が引き上げられ、募集期間が3月31日(前1月31日)まで延長になりました。設備投資等を行いたい場合、賃上げを絡める方法もあります。この事業人気がありますので、活用しましょう。

【内容】

業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引上げを図るための制度です。 生産性向上のための設備投資等(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)を行い、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成します。

【対象経費】

対象経費は以下の通りです。
・設備投資など(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)

【対象者】

対象者は以下の通りです。
一般事業者:以下2つの要件を満たす事業場
・事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内
・事業場規模100人以下
特例事業者:一般事業者のうち、次の①、②、③のいずれかに該当する事業場また、➁または➂に該当すると助成対象経費が拡大します。
①事業場内最低賃金920円未満の事業場
②売上高や生産量などの事業活動を示す指標の直近3か月間の月平均値が前年、前々年または3年前の同じ月に比べて、15%以上減少している事業者
➂原材料費の高騰など社会的・経済的環境の変化等の外的要因により、申請前3か月間のうち任意の1か月の利益率が3%ポイント以上低下している事業者

【助成金】

助成率、助成額は以下の通りです。
◆助成率
【事業場内最低賃金870円未満】
9/10
【事業場内最低賃金870円以上920円未満】
4/5(生産性要件を満たした場合は9/10)
【事業場内最低賃金920円以上】
3/4(生産性要件を満たした場合は4/5)
◆助成上限額(30人未満)
・(引上げ額30円以上) 1人 →60万円 2~3人 →90万円 4~6人 →100万円 7~9人→120万円 10人以上→130万円
・(引上げ額45円以上) 1人 →80万円 2~3人 →110万円 4~6人 →140万円 7~9人→160万円 10人以上→180万円
・(引上げ額60円以上) 1人 →110万円 2~3人 →160万円 4~6人 →190万円 7~9人→230万円 10人以上→300万円
・(引上げ額90円以上) 1人 →170万円 2~3人→240万円 4~6人→290万円 7~9人→450万円 10人以上→600万円
◆助成上限額(30人~100人)
・(引上げ額30円以上) 1人 →30万円 2~3人 →50万円 4~6人 →70万円 7~9人→100万円 10人以上→120万円
・(引上げ額45円以上) 1人 →45万円 2~3人 →70万円 4~6人 →100万円 7~9人→150万円 10人以上→180万円
・(引上げ額60円以上) 1人 →60万円 2~3人 →90万円 4~6人 →150万円 7~9人→230万円 10人以上→300万円
・(引上げ額90円以上) 1人 →90万円 2~3人→150万円 4~6人→270万円 7~9人→450万円 10人以上→600万円

【募集期間】

募集期間は以下の通りです。
・令和4年4月1日~令和5年3月31日(前1月31日)

【HP】

詳細な内容については、ホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html(募集)

https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/001021923.pdf(リーフレット)

※令和4年12月12日(月)~12月16日(金)の情報は以下の通りとなっています。

【補助金の公募】18件
【福井県の公募・プロポ】4件
【福井県内の市町の公募・プロポ】5件
※補助金等の申請を支援します!
※時期を逃すと1年間待たなくてはいけない補助金もありますので、常に情報をキャッチしていきましょう!