◆令和5年度 工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)(環境省)【公募】(お勧め)
・内容:(ソフト系・ハード系)工場・事業場の設備更新、電化・燃料転換、運用改善による脱炭素化に向けた取組を支援(診断・設備更新)
・対象:民間企業・一般社団法人等
・お勧め度:全業種〇 ⑥環境・エネ・設備系◎
※③企業間連携先進モデル支援の募集が始まりました。この事業は、①CO2削減計画策定支援の策定支援、②設備更新、③SBTに対応した設備更新に対する補助(企業間連携先進モデル支援)の3つに分かれています。通常は①の計画を策定してから②に移行する流れですが、いきなり②の申請にも行けます。③は令和5年度から新しく追加になった事業で、SBT(サプライチェーン全体でCO2削減)に対応した設備更新の補助金です。設備更新を考えている企業にとっては、お勧めの補助金です。
【内容】
工場・事業場の設備更新、電化・燃料転換、運用改善による脱炭素化に向けた取組を支援します。
① CO2削減計画策定支援
CO2排出量50t以上3000t未満(電気代等で200万円~1億円/年)の工場・事業場を保有する中小企業に対し、中小企業等による工場・事業場でのCO2削減目標・計画の策定を支援
② 省CO2型設備更新支援
A.標準事業
工場・事業場単位で15%以上又は主要なシステム単位で30%以上削減するCO2削減計画に基づく設備更新を補助
B.大規模電化・燃料転換事業
主要なシステム単位でⅰ)ⅱ)ⅲ)の全てを満たすCO2削減計画に基づく設備更新を補助
ⅰ)電化・燃料転換
ⅱ)CO2排出量を4,000t-CO2/年以上削減
ⅲ)CO2排出量を30%以上削減
C.中小企業事業
中小企業等によるCO2削減計画に基づく設備更新に対し補助
③企業間連携先進モデル支援
Scope3削減目標を有する企業が主導し、複数サプライヤーの工場・事業場を対象とした計画策定・設備更新・実績評価を2カ年以内で行う取組を支援(金融機関も参画の場合は重点支援)
【対象経費】
①:人件費、業務費、一般管理費
②:機器費、工事費、事務費 等
③:工事費、設備費 、業務費、事務費
【対象者】
①:中小企業、一般社団法人等、国立大学法人、公立大学法人及び学校法人、社会福祉法人、医療法人等
②:民間企業、一般社団法人等、国立大学法人、公立大学法人及び学校法人、社会福祉法人、医療法人等
③:年間 CO2 排出量が 50t-CO2 以上の工場・事業場
※直近2期の決算において、連続の債務超過(貸借対照表の「純資産」が2期連続でマイナス)がないこと
【補助】
①:3/4(上限100万円)※CO2排出量をクラウド上でリアルタイムで見える化し運用改善を行うDX型計画は、補助上限200万円
②A:1/3(上限1億円)
②B:1/3(上限5億円)
②C:以下のⅰ)ⅱ)のうちいずれか低い額を補助(上限:0.5億円)
ⅰ)年間CO2削減量×法定耐用年数×7,700円/t-CO2(円)
ⅱ)補助対象経費の1/2(円)
③:中小企業:1/2、中小企業以外:1/3(上限5億円)
【公募期間】
①:令和5年5月15日~7月14日
②:令和5年5月15日~6月15日
③:令和5年5月26日~6月30日
【HP】
https://www.env.go.jp/content/
※令和5年5月29日(月)~6月2日(金)の情報は以下の通りとなっています。
【補助金の公募】31件
【福井県の公募・プロポ】6件
【福井県内の市町の公募・プロポ】27件
※補助金等の申請を支援します!
※時期を逃すと1年間待たなくてはいけない補助金もありますので、常に情報をキャッチしていきましょう!