◆令和4年度 地域型住宅グリーン化事業(国土交通省)

工務店を経営しているが、自分の会社だけだと省エネ対策の住宅まで対応できない。大手企業はZEHの補助金を使って上手いこと仕事にしている。何か中小企業でも取り組める事業はないか?
今回紹介するのは、そんな方にお勧めの事業です。
この事業は、地域型住宅グリーン化を取り扱うグループを募集し、そのグループが扱う住宅について補助するものです。
対象者は、流通事業者・建築士・中小工務店等からなるグループです。
お勧め度は、③建設・建築系◎です。
※この事業は、地域の工務店の底上げを図ることを目的としています。補助を使用できるグループの募集が4月~5月初旬にあると思います。福井は令和3年度に9つのグループが参加していました。今から準備すればグループを形成できるかもしれませんが、既にあるグループに参加させてもらった方がよいかもしれません。令和4年度の詳細はまだ公表されていませんので、令和3年度の事業を元に紐解いてみます。 なお、令和4年度の予算は30億円であり、令和3年度の140億円から大幅に減少しています。

【内容】

本事業に取り組もうとする、流通事業者、建築士、中小工務店等からなるグループによる、「『地域型住宅』生産の基本方針」及び「『地域型住宅』生産の共通ルール」等に関する提案を募集し、そのグループが行う住宅に対し、補助を行います。
①長寿命型(長期優良住宅:木造、新築)
②ゼロ・エネルギー住宅型(ゼロ・エネルギー住宅:木造、新築・改修)
③高度省エネ型(認定低炭素住宅or性能向上計画認定住宅:木造、新築)
④省エネ改修型(省エネ基準(既存)を満たす住宅:木造、改修)
⑤優良建築物型(認定低炭素建築物等一定の良質な建築物(非住宅):木造、新築)

【予算】

予算は30億円です。

【対象経費】

対象経費は以下の通りです。
①建設工事費
②建設工事費
③建設工事費
④設備の高効率化、外皮の高断熱化
⑤建設工事費

【対象者】

この補助金を扱う場合、グループを作って事前に登録する必要があります。
対象者は、原則として木造住宅・木造建築物の供給に取り組み、その構成員は、以下に示す業種毎に、ⅠからⅤの業種についてそれぞれ原則として1事業者以上、「Ⅵ施工」については5事業者以上により構成されるものとします(Ⅶ~Ⅷについては事業者数の要件はありません)。
Ⅰ 原木供給(素材生産事業者・原木市場等)
Ⅱ 製材・集成材製造・合板製造
Ⅲ 建材流通(木材を扱う事業者)
Ⅳ プレカット加工
Ⅴ 設計
Ⅵ 施工
Ⅶ 木材を扱わない流通
Ⅷ その他(畳、瓦、襖等の住宅資材の供給事業者)

【補助】

補助額は以下の通りですが、変更があるかもしれません。
①対象工事の1/10(上限110万円/戸)
②対象工事の1/10(上限140万円/戸)
③対象工事の1/10(上限70万円/戸)
④10/10(50万円/戸)
⑤対象工事の1/10(1万円/㎡ (床面積)1000万円)
※地域材加算+20万円、三世代同居加算+30万円、若者・子育て世代加算+30万円。

【公募期間】

例年、4月1日~5月初旬までグループを募集しています。

【HP】

詳細な内容については、ホームページをご覧ください。
http://chiiki-grn.jp/(専用HP)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001396053.pdf参考:R3概要資料)
http://chiiki-grn.jp/home/tabid/244/index.php(参考:R3採択グループ)

※令和4年1月19日(水)の情報は以下の通りとなっています。

【公募】2件です。
【結果】0件です。
【福井】公募:0件、おすすめ情報:2件です。
【おすすめ情報】5件です。

※獲得頑張ってください!
※公募情報が増えてきました。時期を逃すと、1年間待たなくてはいけない補助金もありますので、常に情報をキャッチしていきましょう!

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