◆令和3年度 業務改善助成金(通常コース)(厚生労働省)【募集延長】 

賃上げに合わせて何か使える助成金がないか、探している方いませんか。
今回紹介するのは、そんな方にお勧めの助成金です。
この厚生労働省の事業は、賃金アップを行った事業者に対し、生産性向上のための設備投資(機械設備、POSシステム等の導入)ができる内容となっています。
対象者は、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内+事業場規模100人以下となっています。
お勧め度は、全業種〇です。
※通常コースの申請期限を延長しました(20円コースは1月31日で受付を終了します)。賃上げを計画している場合は、活用しましょう。

【内容】

業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引上げを図るための制度です。 生産性向上のための設備投資等(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)を行い、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成します。

【対象経費】

対象経費は、機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練となっています。
生産性向上に対する設備導入だけでなく、人材育成等にも活用できます。でも、設備導入の方がよいですね。

【対象者】

対象者は、以下2つの要件を満たす事業場となっています。いずれも賃上げが条件です。
・事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内
・事業場規模100人以下
以上のように、最低賃金が結構出している企業は対象外です。

【助成】

助成額は、賃上げの金額と人数によって異なります。
◆助成上限額
・(引上げ額30円以上) 1人 →30万円 2~3人 →50万円 4~6人 →70万円 7~9人→100万円 10人以上→120万円
・(引上げ額45円以上) 1人 →45万円 2~3人 →70万円 4~6人 →100万円 7~9人→150万円 10人以上→180万円
・(引上げ額60円以上) 1人 →60万円 2~3人 →90万円 4~6人 →150万円 7~9人→230万円 10人以上→300万円
・(引上げ額90円以上) 1人 →90万円 2~3人→150万円 4~6人→270万円 7~9人→450万円 10人以上→600万円
◆助成率
【事業場内最低賃金900円未満】
4/5(生産性要件を満たした場合は9/10)
【事業場内最低賃金900円以上】
3/4(生産性要件を満たした場合は4/5)

【募集期間】

募集期間は以下の通りです。3月31日まで延長になりました。令和4年度も同様に事業あると思いますので、来年賃上げを計画されている方は準備しましょう。
令和3年4月1日~令和4年3月31日(前1月31日)

【HP】

詳細な内容については、ホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html(募集)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000591257.pdf(リーフレット)

※令和4年2月3日(木)の情報は以下の通りとなっています。

【公募】2件です。
【結果】1件です。
【福井】公募:0件、おすすめ情報:0件です。
【おすすめ情報】8件です。

※獲得頑張ってください!
※公募情報が増えてきました。時期を逃すと、1年間待たなくてはいけない補助金もありますので、常に情報をキャッチしていきましょう!

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